今更ながらですが、コロナ関係でセーフティネット保証が発動されたり、コロナ特別貸付が行われたりと、コロナの影響でキャッシュポジションが悪くなった企業向けに融資が緩和されています。
例えば日本政策金融公庫のコロナ特別貸付は、中小企業者であれば3億円が別枠で設けられています。しかも、1億円までは3年間現時点で金利が約0.2%でで無担保とかなり優遇された貸付になっています。業歴が短くなければコロナの影響で最近1ヶ月の売上が前年または前々年同期と比較して5%以上下がっていれば対象となります。
コロナの影響で資金が必要な方に対して、前向きに融資に応じておられるようで、融資の必要性を疎明する資料等は勿論必要なものの、この御時世有難い制度となっています。
但し、要件として「中長期的に業況が回復し発展が見込まれる」という事も必要なので、コロナに関係なくそもそも業績が悪いような場合には融資ハードルは当然上がるようです。