コロナに伴う融資(同行編)

以前コロナ関係の特別融資枠の話を記載しましたが、今回はコロナ関係の融資に実際に某政府系金融機関に同行させて頂いた事を記載します。実際何回かお伺いさせて頂きましたが、対応は会社の状況によりまちまちでした。

どういう事かというと、コロナが騒がれだす前の業績により先方の融資姿勢が変わってくるという事です。当然なのですが、あくまでコロナにより業績が落ち込んだ(例えば前年同月比で5%売上ダウン)会社を支援するための特別融資なので、コロナ騒動の前に既に落ち込んでいる部分については当該特別貸付は対象とはならない事になり、以前のブログでも触れましたがコロナ終息後の業績回復が描けないといけません。

コロナ前は業績が良かった会社の場合は、基本的な会社概要等の提出以外は基本ヒアリングで先方に状況を伝え、借入の申込というこんな感じでいいの?という程あっさりして1ヶ月程で入金されましたが、業績が元々芳しくない会社の場合には、コロナ終息後の改善した予算及びそれに伴う具体的な改善策や当面の資金繰り資料まで求められました。

先方も無担保無保証でリスクを負う訳なので与信管理をしっかりやるのは当然という事でしょう。

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