事業者が、メンタルヘルス対策促進員の助言·支援に基づき、心の健康づくり計画を作成し、当該計画に基づきメンタルヘルス対策の全部又は一部を実施した場合に、費用の助成(1律10万円)を受けられる制度として、心の健康づくり計画助成金というものがあります。
流れとしては、各都道府県に設置されている産業保健総合支援センターにメンタルヘルス対策促進員の方に訪問して頂く予約を取り、訪問時に心の健康づくり計画の策定、事業場内体制の整備等のメンタルヘルス対策の導入のための助言を受けることにより進めます。
訪問は複数回になり、弊社の場合は初回に心の健康づくり計画について、ひな形を用いての説明と弊社用のカスタマイズについての具体的なアドバイスを頂き、2回目訪問にてその計画内容の確認、3回目にて計画内容の一部又は全部の実施についての確認という形で進むようです。
助成金の申請はその後、労働者健康安全機構に行うことになりますが対策促進員の方の助言も具体的なので、社労士等の外部専門家の介入が特に無くても進めやすい制度かと思います。